糖質制限食を実践している、京都の医師が書いたダイエット本です。
以前にも低炭水化物ダイエットに関する本を読んでいたのですが、電子書籍で本を読もうと思い年初に買っていたのをようやく読み終えました。
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この前書いた、お米ダイエットとは真逆で、糖質の摂取を制限することで脂肪をエネルギーとして使い、ダイエットしていくことを生化学的、歴史的、臨床的に説明したものです。
低炭水化物、糖質制限に関しては異論も多いですが、著者の見解を読む限り、腎障害などなければ問題ないのではないかと思いました。
しっかりお米を食べて、代謝を上げてダイエットできるのは、運動ができる若者向きなのかなと。
今年40歳になる私にとっては、糖尿病になる危険性もあり、徐々に糖質は減らしていかないとお腹も引っ込んでこないと思い始めました。
30歳前半の頃に低炭水化物を実践して、運動もできなかったけれど、やっぱり痩せましたからね。
お米が大好きな私ですが、ここは、少しずつご飯の量を減らしていくことを考え始めました。
ここ1ヶ月、ビールを飲むことも行っていませんし、お米だけ減らしていけば、少しずつ体重は減っていき、お腹も凹んでいくだろうと目論んでいます。
紀元前の頃には、狩猟して肉食だったヒトが農耕民族となって、糖質を摂っていくようになり、糖尿病も増えていったというのは、納得するところです。
イヌイットの話もEPAを摂取する重要性とともに、糖質も摂っていないという事実に着目しているところにも納得するところです。
江部先生の本は、かなり出ているので、ダイエットだけではなく、糖尿病予備群の方にも読んでいただきたいです。