9月から10月くらいの季節の変わり目には肩こりが来てそれから扁桃腺が腫れるというのが若い頃にはよくありました。
ここ数年は10月でも夏のような暑さがあって季節変わりも遅くなってきた感じ。
そのためか季節変わりの肩こりも11月くらいに入ってからひどくなってきた感じで。
昔ほど扁桃腺が腫れて熱が出るということはなくなりましたが、今年は例年になく肩こりがひどく痛むくらいです。
年齢的にも五十肩と言われればそんな気もします。
◆五十肩になる原因は
五十肩(肩関節周囲炎)は、肩の関節やその周囲の組織(筋肉、腱、靭帯、滑液包など)に炎症や硬化が生じることで、肩の痛みや動きの制限を引き起こす状態です。正確な原因は完全には解明されていませんが、以下のような要因が関与していると考えられています。
1. 加齢による変化
原因: 年齢を重ねると、肩関節を支える筋肉や腱(特に回旋腱板)が劣化しやすくなり、炎症や損傷が起こりやすくなります。
影響: 関節の動きが制限され、痛みが発生します。
2. 肩の過度な使用や負担
原因: 日常生活や仕事で肩を酷使することで、肩周囲の組織に負担がかかり炎症が発生する場合があります。
影響: 腱や靭帯の微小な損傷が蓄積し、五十肩の引き金となります。
3. 肩の動かさなさすぎ(不動)
原因: 長期間肩を動かさないこと(例えば、ケガや手術後の固定)が関節周囲の硬化を引き起こします。
影響: 関節包が縮むことで肩の動きが制限され、痛みが生じます。
4. 血行不良
原因: 肩周辺の血行が悪くなると、栄養供給が低下し、組織の回復力が弱まります。
影響: 炎症が慢性化しやすくなります。
5. 糖尿病や代謝異常
原因: 糖尿病などの基礎疾患があると、肩周辺の組織が硬化しやすくなることが知られています。
影響: 血糖値のコントロールが悪いと、五十肩の発症リスクが高まります。
6. 姿勢の悪化や生活習慣
原因: 猫背や長時間のデスクワークなど、不適切な姿勢が肩関節に負担をかけます。
影響: 筋肉のアンバランスが生じ、肩の可動域が狭くなります。
発症のメカニズム
五十肩では、肩関節を包む「関節包」という組織が炎症を起こしたり、縮むことで肩の動きが制限されます。炎症の進行や組織の硬化に伴い、痛みが悪化します。
改善方法や予防
適度な運動: 肩のストレッチや軽い運動で関節の柔軟性を保つ。
姿勢改善: 姿勢を正し、肩への負担を軽減する。
血行促進: 温熱療法やマッサージで肩周辺の血流を良くする。
基礎疾患の管理: 糖尿病などがある場合は適切な治療を受ける。
五十肩は自然に治る場合もありますが、症状が長引く場合は整形外科やリハビリ専門医に相談することをお勧めします。
五十肩には葛根湯よりも効果の高い独活葛根湯を使ったら良いと思いますが、肩こりからくるのどの痛みもあるので、これまであまり使って来なかった葛根湯を続けて飲んでみようと思いました。
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ちょうどAmazonブラックフライデーセールをやっているときに見つけて満量処方で安くなっていたので購入しておきました。
葛根湯(かっこんとう)は、漢方薬の一つで、主に風邪の初期症状や肩こり、頭痛、発熱、悪寒などに用いられます。この薬に含まれる生薬とその主な効能・効果を以下にまとめます。
1. 葛根(かっこん)
効能・効果: 血行促進、筋肉の緊張をほぐす、発汗促進
作用: 首や肩のこりを緩和し、風邪の初期症状に伴う悪寒や筋肉の緊張を改善します。
2. 麻黄(まおう)
効能・効果: 発汗、気管支の拡張、解熱
作用: 体を温めて発汗を促進し、熱を下げるほか、咳を鎮める効果もあります。
3. 桂皮(けいひ)
効能・効果: 血行促進、冷えの改善、発汗
作用: 体を温めることで冷えを改善し、血流を良くします。
4. 芍薬(しゃくやく)
効能・効果: 鎮痛、筋肉の緊張緩和
作用: 痛みや筋肉のこわばりを和らげます。
5. 甘草(かんぞう)
効能・効果: 炎症抑制、鎮痛、解毒
作用: 他の生薬の作用を調整し、炎症を抑える働きがあります。
6. 生姜(しょうきょう)
効能・効果: 体を温める、消化促進、発汗
作用: 胃腸を温めて消化を助けるほか、体を温めて冷えを改善します。
7. 大棗(たいそう)
効能・効果: 胃腸の働きを助ける、滋養強壮
作用: 消化を促進し、全体のバランスを整える役割を果たします。
葛根湯の主な用途
風邪の初期症状(特に寒気、発熱、頭痛、肩こりを伴う場合)
筋肉のこわばりや肩こり
軽度の関節痛や神経痛
先週も肩こりがひどくて昼に仕事が終わってから葛根湯を飲んだら肩から楽になったので今日も調子が悪かったので飲んでおきました。
夜に飲むと目が冴える心配もあるのですが少し寝不足なのでおそらく眠れるとは思っています。
あとは少し便秘になるかもしれないのが気がかりですが。