舞茸と鶏肉のカレー - 種々雑多な独り言

今年の冬のマイブーム。
舞茸を使って、いつもは味噌汁にしていたけれど、休みを利用してカレーを作ってみました。
一応、薬膳・漢方検定の資格も取っているので、野菜は薬膳的に紹介していこうと思います。

・舞茸（まいたけ）・・・秋によい食材
［五味］甘
［五性］温
［帰経］脾
五臓を補う作用をもち、気を補い、血・水を生み出します。
きのこ類は、血糖値、アレルギー体質の改善、免疫力アップなどに有効。
また、糖尿病の予防、コレステロールの抑制と排泄によい。

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・鶏肉（とりにく）
［五味］甘
［五性］温
［帰経］脾
肉類の中でも肉質が柔らかく消化吸収がよいので、胃腸に負担がかからない。
お腹を温めて気を補うので、食欲がないときや慢性の下痢の改善によい。
疲れやすいなど虚弱体質の人の体質改善、体力が落ちている人や産後の体力回復にもよい。
鶏肉の皮にはコラーゲンが豊富で美肌効果が期待できます。

いつもは、カレーの時には牛肉か豚肉を使っているのですが、今回鶏肉が安かったので、初めてチャレンジ。
でもこの組み合わせは、薬膳的にも良い組み合わせだったと思いました。

肌を美しくするメニューとして、まいたけと鶏肉煮が勧められています。

おまけに今回は、エリンギとマッシュルームを入れたので、食物繊維が豊富で腸内環境を整え、美肌効果もあると思います。

・たまねぎ・・・梅雨によい食材
［五味］甘・辛
［五性］温
［帰経］肺
熱を通すと甘く、滋養強壮に。
気を巡らせ、胃の働きを高めるので、食欲不振、ゲップ、胃のもたれ、お腹のはりに有効。
瘀血を改善し、血栓を防ぐので、生活習慣病の予防にもよい。
煮込み料理やスープにすると、花粉症にも有効とか？！

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・にんじん・・・冬によい食材
［五味］甘
［五性］平
［帰経］肝、脾、肺
気になる目のトラブル改善におすすめの食材。
血を補い、目と関係の深い肝の働きを高めて、目の乾きやかすみ、視力低下などによい。
消化吸収を高めるので、食欲不振、下痢、便秘などにも有効。
痰を出し、咳を止める作用があるので、辛い慢性の咳にもよい。