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ずるい考え方~ゼロから始めるラテラルシンキング入門【レビュー】~

最近は時折寝る前読書が出来るようになってきました。

というのもKindleタブレットで毎月一冊無料で電子書籍が読めるので、とりあえず読んでいかないと次の本が読めないので、コツコツ少しずつ読んでいます。

今年に入ってから読み始めた本ですが、ロジカルシンキングと相反するラテラルシンキングという考え方を例を挙げながら説明している本です。

ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門

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・常識にとらわれず、自由な発想を可能にする考え方

・最短ルートで問題を解決する考え方

・お金や時間をかけずに目的を達成してしまう考え方

論理的に考え、掘り下げていく垂直思考の「ロジカルシンキング」、解決策を導くために課程や順番は関係なくジャンプして答えを見つける水平思考の「ラテラルシンキング」

ラテラルシンキングの特徴は、

あらゆる前提から自由になる。

今までにない物が生まれる。

問題が最短ルートで解決される

お金/時間/手間が節約できる。

ラテラルシンキングに必要な3つの力

疑う力

抽象化する力

セレンディピティ

「最小の値からで最大の効果を出す」ための方法は、

他社の力を借りる

作業を組み合わせる

「楽する権利」を手に入れる

小さい企業がマーケティングができない場合、大手が儲かっているところに出すというのは、よくあることなんだなあと。

業界ナンバー2を前面に押し出して、認知度を上げる。

この本を最後まで読んで、気づいたことは多くのビジネス書に書かれていた事例から抜粋しているので、多くの本を読まなくて良いと思いました。

これもずるい考え方なのかもしれないですが・・・

まあ久々にビジネス書を最後まで読んだ感じで、とても読みやすくわかりやすい本だと思いました。

解決策は一つではないでしょうし、色んな考え方を持っているヒトが集まれば、ロジカルに考える人、ラテラルに考える人がいて当然だと思います。

本文中にも書いていますが、発想はラテラルに考えて、ロジカルに検討していくのが良いと思いました。

仕事だと締め切りがあるものばかりなので、ロジカルばかりではダメだなあとも思います。