以前から興味のあった本で、購入してすぐに読んでしまいました。
今の自分にとって、読んでおいて良かったと思えた良い本です。
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「天職」の3つの条件
・仕事に意味を感じるか
・本当にやりたいことか
・自分で考え、決定しているか
やりたい仕事につくという、考えてみれば基本的なことなんですが、なかなか見つけられないし、ホントにこれがやりたいことなのか?なんて忙しく働いているとよくわからないですよね。
やりたいことの基本は、仕事が楽しいと感じること。
いろいろな仕事を経験してきて過去を振り返ってみると、楽しいと思って毎日仕事に行くのが辛いと思わなかったことが1つだけありました。
その当時は、何も考えず転職してしまったのですが。
今から思えば、その仕事が天職だったような気がします。
・期待理論
「がんばったらいい結果が待っている」という期待がなければ、人のやる気は出てこないという考え。
■10年後、幸せになれますか?
今の仕事を辞めようと思ったときに思ったことです。
10年ごとまでは言いませんが、3年後、5年後の自分のイメージが前の仕事では何も思い描けなかったのです。
少しずつでも「善く生きる」ために、一歩踏み出そうと思いました。
■「意味ある仕事」がやる気の条件
・共同体感覚
ヒトは、誰かの役に立ちたいという気持ち、有益な存在でありたい願望があるという考え。
・意味への意志
自分の仕事には、意味があると思える感覚
・「好き」という感情
内発的動機づけ、やりたいからやるという動機
・自己決定要因
自分の頭で考え、自分の意志で決定できること
ロボットのように上から言われたことだけやっても、面白くないし、意味があるとは思えなくなりますよね。
やりたいことが本当は、何なのかは自分の心の中に存在するものです。
それを自分で嘘をつき、否定しているものがあるというのは、確かだと思います。
実際に、やりたいことはあるんですが、一歩が踏み出せないでいるだけで。
1日5分ずつでも、楽しく、毎日できる行動をしていこうと思いました。
・自己効力感
昨日できなかったことを努力してできるようになった。そんな経験を何度か繰り返す内に、「自分でもやればできるんだ!」という感覚。
この小さな感覚が、仕事を長く続けて行くには必要なことなんだと改めて感じました。
新しい仕事を始めたときには、そういう感覚がたくさん出てくるので楽しく、やりがいを感じるときなんだと思います。
ここに書いているのは、キーワードだけで。
実際に本を読んでいく内に、自分のこころの中で何か変化が出てくると思います。
全員がそういう感覚になるかは、正直わからないですが、私はやっぱりやりたいことをして、今を楽しむだけではなく、5年後、10年後に幸せになる事を考えようと思いました。