以前にもち麦を食していたのですが、最近は白米ばっかりでした。
お腹を凹まそうという試みで、今回、胚芽押麦を食べてみて、大麦の効果について調べてみました。
自身の効果としては、これまで仕事をしていてもしていなくても、週末になると便秘になる、ストレス性の便秘型だったのですが、胚芽押麦を食べるようになってからは、お通じがかなり改善されて、少し軟便気味になるくらいでした。
しばらく、もち麦も押麦もどちらも止めていたからか?とても顕著で。
便秘によるお腹の張りは、全く起こりませんでした。
大麦には、もち性のもち麦とうるち性の押麦があり、今回食べた押麦は、粒が大きく平たいもので、そのまま蒸して食べたり、サラダに混ぜたりすることが多いですが、自分は白米に混ぜて食べました。
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大麦は、古くから胃腸の機能を高め消化を促進し、小麦粉のような熱毒がないため、めまいなどの恐れがないという点で小麦より大麦の方が体に良いと古典「本草綱目」に記されています。
<東洋医学的効能>
・体にこもった余分な熱を収めて、糖尿病を改善する。
・元気を高めて胃腸の機能を回復する。
・血液循環を改善し、利尿する。
・体を丈夫にし、造血を助ける。
・成長して食滞を解消する。
<現代の研究より>
・消化の促進作用
麦芽には二種のデンプン酵素は含まれ、デンプンの消化分解を促進する。また、麦芽の使用成分は胃酸や胃タンパク酵素の分泌を促進する効果がある。
・血糖値の降下作用
麦芽の抽出物は持久制の血糖降下作用がある。
<体質相性>
大麦は微温性(外皮は涼性)で栄養のバランスが良く、多くの体質のタイプの方が利用できますが、消化しにくいため、胃腸の弱い気血両虚や陰虚、下痢しやすい老人または小児は胃腸の負担になりやすいので控えめにする。
今回お腹がゆるくなりすぎる日もあったので、下痢するようなことがあれば、白米との比率を下げてみるのも良いかもしれないです。そうすると1回に食する食物繊維の量は減ると思うので。
押麦には、76%の炭水化物が含まれており大部分はデンプンです。また、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維とほぼ同じくらい含まれている。βーグルカンが腸内環境の改善やコレステロールを下げるなどの機能があります。
こうして調べてみると自分のような白米好きで糖尿病予備軍の人や夏に食欲が落ちている方に良いのかなと思いました。この時期に食べて正解だったと今調べてみて気づきました。
白米を多く取るとどうもお腹が張ってしまうという方は、もち麦でも押し麦でも混ぜて食べることをおすすめします。
残念なことに12食分を食してこのブログを書いているのですが、次の分を買い忘れてしまって、しばらくは白米での生活に戻ってしまいます。。
この間にまた便秘にならないように気をつけなければ。