連休の最後の日にのどが痛くて、薬を飲んだらすぐに治まったのですが、今度は鼻水が昔の花粉症の時と同じように出てきて、おまけに昨日から咳が出てくる始末。。 花粉症は、ここ数年出ていなかったので、もう治っているものと思っていますが、環境も変わったし、今年に花粉症デビューした方も多いみたいで。 例年より花粉が多いのかなと思い、鼻水を抑えるために、小青竜湯を飲みました。
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1月くらいにも急に鼻水が止まらなくて、小青竜湯を大体3回飲めば、止まります。 今回は4回服用して、鼻水は今は治まっています。 花粉症ではなくて、鼻風邪だったのかもしれないですが・・・
小青竜湯にも気管支を拡張するマオウが含まれているので、少しくらいの咳なら治まるかなと思っていたのですが、なかなか咳だけは治まらず。 家に2包だけ置いてあった、麦門冬湯を一緒に飲んでみました。
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パッケージに書いてあるとおり、こみ上げてくるような咳が続いていたのですが、2回飲んで咳はマシになりました。 ただ外に出て動いたときに、また少し咳が出だして。
それで、以前に花粉症の治療で小青竜湯と五虎湯を飲むと重症化した花粉症に有効であるという論文を見ていたので、試してみようと思いました。
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五虎湯の適応は、咳、喘息です。自分の中では今回の咳はアレルギー性のものだと思っていたので、花粉症対策と合わせて試してみました。
五虎湯は、 辛温のマオウと辛寒のセッコウが主薬で、マオウは平喘に、セッコウは清肺熱に働く。 キョウニンは、肺の宣発を補助するとともに、苦降で肺気を下降させて止咳平喘を強める。 ソウハクヒは、清肺、止咳平喘作用を有する。 カンゾウは、和中と諸薬の調和に働く。
ただ、小青竜湯と五虎湯を一緒に飲むとマオウの量がかなり多いため、胃が弱い方や心臓の病気を持っている方は避けるべき処方です。
自分は、咳を鎮めるダメ押しのために飲んでみましたが、今は全く鼻水も咳も出なくなりました。 1回夕食の時に飲んだだけですが。 明日の朝に鼻水と咳が出なければ、常備薬としておいておきます。
今日五虎湯を買いに行くときに思ったのですが、数年間花粉症の症状は出ていないように思っていましたが、今回のように急に鼻炎が起こったことがあったような気がしました。 その時も五虎湯を合わせて飲んだような記憶があるのですが、定かではないのと花粉症の症状が続かなかったということだけが記憶に残っていて。
この時期の熱を伴わない咳は、アレルギー性のものであることも考えられるので、風邪と思ってあまり抗生剤を飲まない方が得策かと。 鼻づまりになっていましたが、色が付いていなかったのと痰も白いものしか出ていなかったので、抗生剤は必要ないと判断しました。