この本の著者は、東大とハーバードをダブル合格した経験から勉強法についての基礎知識を紹介されています。
先日紹介した、勝間氏の本とは性格が少し違う本で、どちらかというと受験生向きです。大人の資格試験の勉強法ではないというのが結論です。
そういう意味では、内容的には「ドラゴン桜」に近い気がします。
勉強成果=「地頭」×「戦略」×「時間」×「効率」
これを勝利の勉強方程式と名付けて、その項目ごとに何をすべきか?を説明されています。
それぞれ2倍ずつ増やせば、16倍という成果が現れるということです。
大学受験においては、この本に書いてあるようなことが必要であると思うのですが、なかなか社会人でありながら勉強をするものにとっては、やはり時間という点がネックになってきます。最後の章で効率性を上げる事が書かれていますが、これはどの勉強本に書かれていることと大体同じだと思って構わないと思います。
「地頭」に関しては、最近話題になっているキーワードでもあります。本書の中では「読み・書き・そろばん」という言葉で地頭を上げることが書かれていますが、これは社会の中でも通用することではないかと思います。勉強だけではなくてやはり基本であると考えます。だから「地頭」なんでしょうけど。。
「戦略」は、それぞれ目標とするところに照らし合わせながら、解釈していけばいいのかと思います。この方も合格体験記を読むことを薦められていますが、これに関しては大賛成です。私も学生時代から合格作戦という合格体験記を読んで、どの参考書をどれだけやればいいのかという戦略を立てながら勉強しました。
これは、資格試験などについても言えることだと思います!!
学生の方やこれから資格試験を短期合格したい方は、読んでも損はしないと思います。
成果をあげる仕組み作りを考えていきましょう!!
16倍速勉強法 (光文社ペーパーバックスBusiness) | |
本山勝寛 光文社 2008-03-20 売り上げランキング : 123044 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
3ヶ月でTOEIC平均100点アップ!オンラインTOIEC講座
人気blogランキングへ