栄養素の中で、タンパク質、炭水化物、脂肪は3大栄養素と呼ばれ、ヒトの生命維持には欠かせない栄養素である。それにビタミン、ミネラルを加えたものが5大栄養素といわれますが、食物繊維も重要な栄養素として注目されてきました。
最近では、それらに加えて、フィトケミカル(Phytochemical)(ファイトケミカル)と呼ばれるものも注目を浴びるようになってきました。
フィトケミカルとは、植物由来成分を意味し、植物栄養素とも表現されています。
野菜・植物に含まれる化学物質が栄養素として重要な働きをしていることが昔からわかっていましたが、市場に出たのはサプリメントとして飲まれてきたからだと思います。
今回紹介するこの本では、普段食べ慣れている野菜別に効能が述べられており、どう処理するとその栄養をうまく吸収し、病気を防ぐ・治すといったことが理解できます。
昔ながらの生活の知恵みたいなものですが、科学的な根拠と併せて紹介されているので、とても参考になります。
この野菜を食べれば、病気が必ず治るということは言えないですが、調子を崩す前に野菜を食べて、病気を未然に防ぐことは可能だと思います。
「未病」という考えからは、やはり野菜をバランス良く摂ることが一番であるとこの本を読んで実感しました。
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