種々雑多な独り言

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病気にならない人は知っている

結構この本を読むのは時間がかかりました。


最初の方は、著者の実体験から自然療法で病気が治ったという話があり、興味が持てたのですが、途中からは極端な自然療法、健康法が述べられていて、とても全部は真似できません。


中には、注意すれば健康でいられるようなことも書いてはいますが。


実際に読んでみてできることは、真似すれば良いかと思います。


ちょっとアメリカの話が盛り込まれているので、どこまで日本で通用するのかはまったく不明です。


病気にならない人は知っている
病気にならない人は知っているケヴィン トルドー Kevin Trudeau 黒田 眞知

幻冬舎 2006-11
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食品のカラクリ―驚異のフードマジックそうだったのかこの食べ物! 五つ星のお付き合い 一瞬で自分を変える法―世界No.1カリスマコーチが教える 免疫道場―病気にならない体をつくる50講 宇宙が味方する経営



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内容および感想は、

■パート1 私はこうして自然療法と出会った

著者は、重篤な心臓病にかかったときに、体内のアンバランスさを正し、病気を治すという医師に出会い、これまで同じ診断を下すために何日も検査したのに、その医師は瞬時に病名がわかったのです。

それからというもの、著者は、

・ほとんどの病気は100%自然で薬や手術に頼らない治療法が存在する。

・そのような治療法を隠すためにさまざまな組織、政府の関係機関、企業、そして産業界全体が数十億ドルの金を投じている。

・あらゆる処方薬には副作用があり、いっさい服用するべきではない。

という個人的な見解を持つようになった。

また、医学界の「事実と常識」として、12の事項が述べられています。

この中にも自分に関連する事柄があって、かなり参考になりました。

医師でも考えは違っていることも含まれているかもしれませんが。

・人間は本来、無病で健康である

■パート2 なぜ私たちは病気になるのか

製薬業界が儲け主義のために病気を蔓延さしていると・・・

著者は、薬が毒であるという考えをお持ちなようで。

あと病気が発症するのは、

1.体内毒素の蓄積が多すぎる

2.栄養不足の状態にある

3.電磁波の悪影響を受けている

4.精神的ストレスを抱え込んでいる

これらの組み合わせが原因であると。

・50年前の5分の1の栄養価しかない農作物

・ファーストフード・レストランこそ最低最悪

・水道水が動脈壁に傷を付ける

・浴びせかけられる電磁エネルギーの害

・あなたの体内から毒素を追い出そう

・細胞を刺激し、リンパの流れを良くする

・考え方と話し方で健康になれる

この章は、健康に関する本も色々出ているような関心事は載ってあるので、参考になります。

■パート3 二度と病気にならないために

・体内のpHが酸性のときガンになる。

対処法も記載されています。

・水を飲み、どんどん歩け

難しそうなことから、簡単に実践できることまでいろんな対処法があります。

・大量生産された食品は、100%有害

ここに記載されている事柄をすべて実践しようとすると何も食べられない気がします。

・スーパーフード・リンゴが医者を遠ざける

・携帯電話や電子レンジが万病を引き起こす

電子レンジで調理すると栄養素がすべて破壊されるそうです。

・人生の目的がストレスを減らす

生活の中で採り入れると良い事柄が説明されています。

■パート4 なぜ私たちは太るのか

アメリカ人の肥満が多いために書かれた章です。

特に効果的なダイエット法を紹介する本ではないので、これをすればやせれると言ったことは書かれていません。太らないようにするにはどうするかが記載されています。

・肥満を推奨する大手食品メーカー

この本の多くの場面で出てくる内容ですが、わざと食品に食べたくなるような化学物質を入れて嗜好させて、肥満になっていると・・・

・無理なく痩せて、リバウンドしない

■パート5 食品成分表示の本当の読み方

これは、皆さん興味を持つ事柄ではないでしょうか。

日本でも、

食品のカラクリ―驚異のフードマジックそうだったのかこの食べ物!

といった本が売れたりしますから。

・食材を吟味し、自分で料理しよう

著者は、有機野菜や、果物を勧めています。

リストとして、健康食品店での表示とスーパーマーケットでの食品表を比較しています。

・自然食品は、おいしくて太らない。

■パート6 あなたの病気に対する「自然療法」

・病気に役立つ治療プランを実行する

主な病気の主原因とその治療法

■パート7 国民の健康を食い物にする大企業

・ヘルスケア産業に寄生する金の亡者たち

・健康産業ではなく、病気産業

■パート8 病気にならないために知っておくべき事

最後に質問形式でこれまでの内容がまとめられています。

製薬企業や食品産業への批判がかなりあり、偏見とも取れるような事柄が載っているので、少し意見が分かれる本のような気もします。

信じるも良し、疑うも良しといった感じです。