50キロのダイエットに成功した著者のダイエット成功本と言えるでしょう!
あくまで、痩せられるからだを持っていたとは思いますが、読み終えて共感できることや役に立つダイエット法だと実感しました。
いつまでもデブと思うなよ (新潮新書) | |
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世間に出回っているダイエット法は、痩せている人がもう少し痩せたいと思うときに使うものであって、メガダイエットをしようと思う人には、お勧めできる本だと思います。
特に、著者もそういう言い回しで話を進めているので、非常にわかりやすく思いました。
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内容および感想は、
■序章 一年で50キロやせたよ
ダイエットは、持続できて楽しいものであるべき。
過去のダイエット体験談を最初に書いてあるので、親近感が湧くと思います。
■第1章 「見た目主義社会」の到来
この章は、実感が湧きました。
この本、この著者の言い分に共感できました。
学歴を重視する人も中にはいるでしょうが、昨今は見た目主義であることは間違いないと思います。
パッと見て、「デブ」というレッテルを貼られるとそれで終わる経験は、幾度となくあったと思います。
■第2章 ダイエット手段の格付け
見た目と中身を変えていく上で、どれがリスクがあって、リターンがあるのか?著者なりに格付けされています。
他人と自分の関係もあるので、すべて格付けが正しいとは思いませんが・・・
■第3章 助走・太る理由
「レコーディングダイエット」、つまり「記録することに夜ダイエット」において、
1.助走
2.離陸
3.上昇
4.巡航
5.再加速
6.軌道修正
に分けられ、これらのポイントが記載されていきます。
☆レコーディング・ダイエット第一段階「助走」のポイント
1.体重を毎日計る
2.口に入れたものすべてをメモする
3.ガマンしない
■第4章 離陸・カロリーを計算してみる
この本を読んでからというもの、私自身もおそらく著者と同じく、コンビニの中でカロリーの高いものを無意識に選んでいたと思います。
それが、少しずつではありますが、カロリーを見ながら少しでも低いものを選ぶようになってきました。
食べる量はあまり変わっていないと思いますが・・・
☆レコーディングダイエット第2段階「離陸」のポイント
1.体重・体脂肪率を毎日計る
2.口に入れたものすべてをメモし、カロリーを計算する
3.どうやれば総カロリー数を減らせるか想像してみる。でもガマンはしない
◎歩数計・歩行時間・距離計算・カロリー計算


■第5章 上昇・カロリーを制御する
だいぶ前章から手が込んできているように見受けられるのは、私だけでしょうか?!
でもこれをやろうと思っていると、面倒臭くなって食べなくてもいいやと思うようになるかもしれません。
☆レコーディングダイエット第3段階「上昇」のポイント
1.体重・体脂肪率を毎日計り、口に入れたものすべてをメモし、カロリーを計算する
2.1日の摂取カロリーを年齢・性別にあわせて決め、それを守る
3.食べ過ぎても後悔や反省はせず、翌日からのフォローで切り抜ける
4.毎日、水を2リットル飲む
■第6章 巡航・いろいろやってみる
ここまできたら、世に出回っているダイエット法を色々試してみることを推奨されています。
痩せている人がダイエットしようと思うなら、この章が重要かもしれません。
☆レコーディングダイエット第4段階「巡航」のポイント
1.75日目あたりに体調の変化がある
2.体重や体脂肪は、脈動的に変化する
3.停滞期はいろんなダイエット法を併用して乗り切ろう
4.豆乳野菜ジュースはオススメ
ミネラル豆乳ダイエット―野菜に含まれるミネラルが効く
■第7章 再加速・体の声を聞く
もうここまで来たら成功だと思いますが・・・
☆レコーディングダイエット第5段階「再加速」のポイント
1.食べ物の好みの変化に気をつけよう
2.「満腹」や「ちょうどいい」の直前、「まだちょっと足りない」で食事をやめよう
3.「〇〇が食べたい!」という欲望ではなく、「〇〇を欲しがっているな」という体の欲求を自覚しよう
■第8章 軌道到達・ダイエットの終わり
ここまで来たらもうダイエットは終了です。
■最終章 月面着陸・ダイエットは究極の投資である