6月6日は「梅の日」です。
子供の頃から夏場にお腹を壊したときには実家で作っていた梅シロップを飲んで治していました。
夜中にお腹が痛くなったときに飲んでいたことを覚えています。
7年くらい前には無印良品で梅酒キットを買って自分で梅酒を作ったこともあります。
あまり意識していないですがこの時期には梅を取り入れていたように思います。
毎日整腸剤は飲んでいるのですが、最近腸の調子がおかしいなあと思い始めたので今日から梅を取り入れていこうかなと思います。
調べていたら「梅はその日の難のがれ」ということわざがあることを知りました。
「梅はその日の難のがれ(うめはそのひのなんのがれ)」とは、**「朝、梅干しを一つ食べれば、その日一日は災難を免れることができる」**という意味のことわざです。
これは単なる迷信や言い伝えではなく、梅の持つ優れた効能に裏付けられた、昔の人の知恵が詰まった言葉なのです。
では、具体的にどのような「難」から逃れられると考えられていたのでしょうか。
1. 食中毒や疫病という「難」
昔は衛生環境が今ほど良くなく、食中毒や伝染病は命に関わる大きな「難」でした。梅干しには強力な殺菌・抗菌作用があるため、食事と一緒にとることで、これらの病気から身を守ってくれると考えられていました。お弁当やおにぎりに梅干しを入れるのは、この知恵が今も受け継がれている証拠です。
2. 旅の疲れや空腹という「難」
電気やガスがない時代、旅人は日の出とともに起き、暗くなる前に宿に着く必要がありました。長距離を歩く旅において、疲労は大きな「難」です。
梅干しに含まれるクエン酸は疲労回復に効果があり、その酸味は唾液の分泌を促して食欲を増進させます。また、保存性が非常に高いため、旅の携帯食として重宝されました。まさに、旅の安全と健康を守るためのお守りのような存在だったのです。
3. 戦での「難」
戦国時代の武士たちも、梅干しを加工した「梅干丸(うめぼしがん)」という兵糧食を携帯していました。これは、傷の消毒、食中毒の予防、そして疲労回復のための薬として、戦という最大の「難」を乗り切るために欠かせないアイテムでした。
現代における「難」とは?
現代の私たちにとっての「難」は、昔とは少し違うかもしれません。
- 夏バテ、熱中症
- ストレスによる心身の疲れ
- 不規則な食生活による生活習慣病
しかし、梅の効能はこうした現代の「難」にもしっかりと応えてくれます。
- 疲労回復効果で、夏の暑さや日々の疲れを和らげる。
- 食欲増進効果で、夏バテを防ぐ。
- 血液サラサラ効果(ムメフラール)や整腸作用で、生活習慣の乱れをサポートする。
つまり、「梅はその日の難のがれ」ということわざは、梅の持つ健康効果への絶大な信頼を表した、科学的にも理にかなった先人の知恵と言えるでしょう。朝の一粒の梅干しが、今日も私たちを様々な不調から守ってくれるかもしれませんね。
驚きの連続!梅が持つ7つのすごい効能
「梅は三毒を断つ」ということわざがあるように、梅には私たちの体にとって嬉しい効果がたくさん詰まっています。代表的なものをいくつか見ていきましょう!
① 疲労回復の王様!クエン酸パワー
梅の酸っぱさの主成分である「クエン酸」。このクエン酸は、疲労の原因となる乳酸を分解し、エネルギーに変える働きを助けてくれます。
「なんだか最近疲れがとれないな…」という方は、梅の力がぴったりです。運動後や、もうひと頑張りしたい時に、梅干しを1粒食べてみてはいかがでしょうか。
② 夏の食卓の守り神!強力な殺菌・抗菌作用
梅干しをお弁当に入れるのは、昔ながらの知恵ですよね。これには科学的な根拠があり、梅に含まれるクエン酸やポリフェノールには、食中毒の原因となる菌(O-157など)の増殖を抑える効果が期待できます。
湿度が高く、食べ物が傷みやすいこれからの季節に、まさに頼れる存在です。
③ 生活習慣が気になるあなたへ。血液サラサラ効果
梅を加熱して作る「梅肉エキス」には、「ムメフラール」という特有の成分が生まれます。このムメフラールには、血流を改善し、血液をサラサラにする効果があると言われています。
動脈硬化などの生活習慣病予防にも繋がる、注目の成分です。
※ムメフラールは生の梅や梅干しには含まれず、梅の果汁を煮詰める過程で生成されます。
④ 腸内環境を整えて、内側からキレイに
梅には、腸の働きを活発にする「ピクリン酸」や、善玉菌のエサとなる植物性の乳酸菌も含まれています。腸内環境が整うことで、便秘解消はもちろん、肌質の改善や免疫力アップも期待できます。
⑤ カルシウムの吸収をサポート!
意外と知られていませんが、梅のクエン酸には「キレート作用」という働きがあります。これは、牛乳や小魚などに含まれるカルシウムを包み込み、体内への吸収率を高めてくれる効果のこと。育ち盛りのお子様や、骨の健康が気になる方にもおすすめです。
⑥ 二日酔いの朝にも…
梅には肝臓の機能を助ける働きも期待されています。飲み過ぎてしまった次の日の朝、お茶漬けに梅干しを乗せて食べるのも理にかなっているんですね。
⑦ 美容の味方!アンチエイジング効果
私たちの体をサビつかせ、老化の原因となる「活性酸素」。梅に含まれるポリフェノールの一種「梅リグナン」には、この活性酸素の働きを抑える抗酸化作用があります。若々しさを保つためにも、毎日の梅習慣は効果的かもしれません。
今日からできる!梅の楽しみ方
効能を知ると、さっそく取り入れたくなりますよね。手軽に楽しめる方法をご紹介します。
- 定番の梅干し: まずは毎日1粒から。おにぎりや和え物、お茶請けにも。
- 自家製梅シロップ(梅ジュース): 青梅が出回るこの時期だけの特別な楽しみ。炭酸水や水で割れば、夏にぴったりの爽やかドリンクに!
- 焼き梅干し: 梅干しをトースターなどで軽く焼くと、脂肪燃焼効果が期待できる「バニリン」という成分が増加するそう。ホカホカの梅干しも、また違った美味しさです。
- 万能調味料として: 梅肉を叩いてドレッシングやタレに混ぜ込むだけで、いつもの料理がさっぱりと風味豊かに変身します。
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以前にこの時期に飲んでいました。
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