11月に受けたメンタルヘルスマネジメント検定のWEB成績票照会が昨日からだったことを思い出した。
恐らく受かっていると思ってたけど、恐る恐る開けてみると無事に合格していました。
1ヶ月真面目に勉強をして、とりあえずIII種はクリアできました。
8割は取れていた自信はあったけど、結果は90点で合格していました。
今回のIII種の合格率は、86.4%でした。
受験会場でも少し空席が見られて、受験数の制限もあったりしたので、このタイミングで受験ができて良かったです。
III種であっても、合格という文字を見るのは嬉しいもので。
とりあえず、模範解答と照らし合わせてみるとやっぱり回答に迷った10問のうち5問が間違っていた。
問題の内容に関しては公表を差し控えますが、自分が間違う傾向があるのは、設問の中に割合が含まれているものが多い。
テキストを読んで割合が多いものは覚えているけれど、それほど割合の数値に関しては確実に覚えていなかった。
他の記述で選択していけば良いかと思ってたけど、問いの記述で2つも割合が記載されているものは結局迷って、間違っていた。
そういう問題を取りこぼさずに取りに行くなら、データの数値も覚えておく必要があると思います。
まあ捨てても、合格点に達すれば良いんですけど。
少し復習がてら、III種のテキストに記載されていた内容をピックアップしておきます。
「労働者健康状況調査」(2012年)によれば、「仕事や職業生活に関する強い不安、悩み、ストレスがある」労働者の割合は、60.9%(男性60.1%、女性61.9%)
正社員64.1%、契約社員62.7%、パートタイム労働者45.3%、派遣労働者68.1%でした。
原因は、「職場の人間関係の問題」「仕事の質の問題」「仕事の量の問題」が高率です。
「労働安全衛生調査」(事業所調査)(2013年)によれば、過去1年間にメンタルヘルス不調による連続1ヶ月以上休業または退職した労働者がいる事業所の割合は、10.0%であり、500人以上の規模の事業場では、80%を超えていました。そのうち、職場復帰した労働者がいる事業場の割合は、51.1%でした。
ストレスに関連するリスク(業務による心理的負荷評価表)
業務による心理的負荷評価表(厚生労働省)
今回勉強して初めて知ったのが、「職業性ストレス簡易調査票」。
定期的に、その時点での仕事でのストレスしか判定はできませんが、定期的に実施することが重要です。
職業性ストレス簡易調査票を用いたストレスの現状把握のためのマニュアル(厚生労働省)
ストレス対処行動をコーピングという。
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◇誰でも利用できる公的な相談窓口
地域にある相談先がリンクされています。
自殺を考えている方から電話を通して悩みを聴いて心の支えになってくれる
厚生労働省では働く人のメンタルヘルスのための情報を「こころの耳」というポータルサイトで発信しています。
試験受けてからほとんど見返していなかったけれど、メンタルヘルスのセルフケアは働くものにとって重要なことだと思います。
毎日のようにハラスメントのニュースが流れてくるけれど、それもごく一部のことだと思います。
セルフケアの重要性、ストレスの気づき方、ストレスの対処、軽減方法を今回学んで知らないことも多く、これから生きていく中で学んでおいて良かったと思いました。
次の試験の開催が、2021年3月20日にII種とIII種だけ行われます。
II種(ラインコース)に向けて、勉強をしてみようと今は思っていますが、申込期間の2021年1月13日までに勉強を始めたら受験します。
ただ、コロナウイルスの感染拡大が広がれば、少し考えます。