わたなべぽん。さんの”やめてみる”をテーマにした本です。
いつもオススメ本に上がっていて、読まなきゃいけないなあと思っていたけれど、ようやく読んでみました。
「なんとなく使ってきたけど、本当に必要かどうかわからないもの」
「なんとなくモヤモヤする考えグセ」
などを思い切って著者がやめてきたことが書かれています。
やめてみた。 本当に必要なものが見えてくる、暮らし方・考え方 (幻冬舎文庫) 新品価格 |
普段からずっとやってきたことをやめるって、結構難しい。
他の人がやっていることでも、自分には必要ないこともいっぱいあるし。
最初に出てくる、炊飯器の話。
炊飯器が壊れて、買ってあった土鍋でご飯を炊いてみて、おいしさに気付く。
そして炊飯器を使うのをやめる。
最近になって、周りに炊飯器も電子レンジも持たないで生活できている人が居た。
自分とは違った生活をしている。
炊飯器も電子レンジも稼働率はほぼ毎日。
けど、人によってライフスタイルが違うもんなんだと実感した。
テレビを見る習慣はいつの頃からかやめてしまっていた。
子供の頃は、テレビっ子。
1日6時間以上は見ていた。
学校で生活シートみたいなものを書かされるときに、テレビの時間が1時間までというところはいつも×。
大学生の頃は、深夜番組までよく見ていた。
社会人になって最初の頃はそうした生活を続けてきたけど、いつの日からか仕事から帰ってもテレビを付けなくなった。
その代わりパソコンを付けるようになった気がする。
どっちも時間泥棒だけど、決まった時間にテレビ番組を見ないといけないのとは違う。
正直なところテレビを手放しても、何の問題がない生活をここ10年くらいしている。
録画しておいて見たいときにみれば良いけど、結局見ずに消すことの方が多くなってきた。
著者は長財布もやめてみたそうで。
以前に稼ぐ人は長財布を使うっていう本を読んでから、自分も長財布を使ってきた。
必要なときにカードとかを色々入れておかないといけないと勝手に思っていたけど、今となっては、数枚だけ入れておけば良いことに気付いてきた。
そろそろ財布も買い換えないといけないと思っているので、今度は長財布をやめてしまうかもしれないです。
掃除機は、昔に買ってあるものがあるけど、ほとんど使わない。
クイックルワイパーで十分です。
新品価格 |
ホームセンターとかで安く売っているドライシートを使って、机周りとかも掃除はできますし。
掃除機を使うのは、引越の時くらいで最後のホコリを取るときだけ活躍しています。
ふだん使いはしていない。
禁煙もされたみたいで、これは自分にとっても一番やめないといけないこと。
加熱式たばこに気付いたらシフトできていて、これはそろそろ止め時だと思っています。なくても困らない生活環境になっていくはず。
モヤモヤ人間関係をやめるところは、旦那さんの意見で変えてみているけど、男性と女性で意識が違うのかなと思う部分もある。
だから男女関係でもうまく合わないことが多いのかなとも少し思った。
「すみません」を「ありがとう」に変えるってのは、とても良いアイデア。
ふと気付いたのは、自分が付き合ってきた女性はみんな「ありがとう」っていう口癖の人ばかりだった。
そういう女性に好感を持つのかもしれない。
自分にとって、生活を充実させることは人それぞれの価値観によるから、人と同じようにする必要はないと思ってます。
優しい漫画であっという間に読んでしまった。
知らない間にやめていることや意識してやめること、ふとした気づきでやめることなど、色々あると思います。
人それぞれの考えやライフスタイルで違うことはあると思いますが、やめてみて気持ちが楽になったり、楽しく生きていけるのが理想だと思います。